ランニング初心者

初心者ランナーが挫折しないために必要な考え方と大事なポイントを解説

「よし!ランニングを始めよう」と思って、張り切っていざスタートするものの、

走った翌日は疲れ切って走る気持ちにならない・・・
膝が痛くなって走れない・・・

これは、筆者の経験談です。

最初の1年は、1回走ったら数週間休む→しばらくしてまた走る→膝が痛くなって休むという挫折の繰り返しでした。

「今までほとんど運動してこなかったけど、とりあえず30分走ってみようかな」
「1度トライしてみたけど、しんどいから続けられない」

という方向けに、

・まずどうやって始めていけばいいのか
・初心者に特に多い失敗とその対処法

筆者の経験を交えながら解説していきます。

運動未経験なら、いきなり走りだす前にウォーキング!

いやいや、20~30分くらいなら全然走れるよ~と、いざ走ってみると・・・

「息上がってツライ💦」
「朝起きたら体がダルすぎる💦」

と、高校まで野球をしていた筆者は軽い洗礼を受けました。

運動経験があって過信していた面もあったのでしょう。

ランニングに対する体が作られていないうちに走り出したら、完全に痛い目にあいました(笑)

そこから数週間1回も走らず、再開する頃には振りだしに戻るという悪循環。

コレを読んでいただいているアナタには、同じような想いをしてほしくありません。

そこでご提案したいのが、

・いきなり走り出す前に、3~4週間はウォーキング30~60分で基礎づくり

まず土台をしっかり作って、走る準備をしていきましょう!

走ってみたけど、呼吸も体もキツイ

ウォーキングをしっかりおこない、いざ走ってみると・・・呼吸も体もただただキツイ💦

そういったことはほとんどのランナーが辿る道です。

そういった時に考えられるのは、ペースが速すぎるor最初から最後まで走ろうとしている、というケースです。

・呼吸が苦しい→鼻歌ができるくらい、または会話が出来るくらいのスピードで走ればOK

・体がキツイ(痛い)→歩いても全然OK!痛みが強いならその場でストップ!

要は、無理をしてまで走ろうとしなくていいってことです(^^)

マジメな方ほど、頑張りすぎてしまう傾向にあるので、もっと気楽に考えましょう!

市民ランナーは、オリンピックを目指しているわけではないので、

ツライ思いをしてまでランニングをやろうとしなくて大丈夫です!

成長の速度は人それぞれなので、周りと比較することなくマイペースで楽しく走りましょう(*^^*)

と、過去の自分に言い聞かせてます(笑)

筋肉痛になったら、どうしたらいいの?

ランニングした翌日に筋肉痛になることもあるでしょう。

そういった時の対処法は、

①強度を下げる
②1~2日はランニングを休む

もし体を動かせそうであればウォーキングなど30分程度の軽い運動をおこなうことで、血流が良くなって回復が早くなります。

その他にプールやバイクなどもオススメです。

ウィンドウショッピングをしたり、犬の散歩などでも全然OKです 🙂

練習と休養のバランスを考えよう

少しずつ走れるようになってくると、成長を感じられてランニングすることが楽しく感じてきます。

ただ、そこで一気にがんばりすぎるとある時から目に見えない疲れだったり、

何もしたくなくてモチベーションが下がったりしてしまうケースがあるので、

「休養も1つのトレーニング」と考えて、心身をリラックスさせることも大切です!

特に、ランニングに限らず運動後は一時的に免疫力が低下するので、風邪を引きやすい状態が生まれます。

そのようなことにならないように普段から体調管理にも気を付けなければなりません。

人間の身体は、肉体的疲労・精神的疲労、どちらかのバランスが崩れるだけでコンディションが変わってしまうものです。

走り出してすぐに膝を痛める

筆者は、高3の夏にランニングを始めてまもなく、膝の外側にある腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)を痛めました。

2週間何もせず痛みは引いたものの、初レースでハーフマラソンに出場した結果ふたたび膝痛。

その頃は何で痛くなるのかなど全く考えもせず、ただただ休んでいました。

当時の膝痛の対処法

その当時(今から20年前)は、筋トレ不足なのかなぁと漠然と考えていて、ひたすら体幹トレーニングを

繰り返したところ、痛みを感じなくなりました。

もちろん今は、鍼灸師として医学的なことも踏まえながら考えるようにしています(^^;

体幹トレーニングも大事ですが、それ以上に

「膝に負担のかからない動作」を身につけるトレーニングも必要だと考えています。

これは体に関する知識を持つ専門家のアドバイスが必要であることは言うまでもありません。

まとめ

自分で工夫しながら走るのも楽しいものですが、もし周りに先輩ランナーがいらっしゃるようなら、

アドバイスをもらったほうが早く成長できるでしょう。

ただ、アドバイスをそのまま実行するというよりは、

色々試して自分に合ったものを探す作業と、自分に合ったものを選択して取り組んでいくことが大切です。

筆者はほとんど独学でやってきたので、色んな失敗をたくさんしてきました。

どちらが良いとか悪いとかではありません。

あなたのペースで楽しくランニングができていれば、それが正解になるということです。

答えはやってみなければ分かりません。

ぜひ、新たな1歩を踏み出してみてくださいね!(^^)!

ABOUT ME
おしん
妻より遅くなった元福岡国際ランナーです(笑)自己ベストは2時間31分台。 2021年現在、37歳、1児の父。 高校まで野球部。その後、独学でマラソンに取り組む。いわゆる市民ランナー。 当ブログでは、初心者ランナーをメインに、これまで自分が培ってきたランニングのノウハウ、鍼灸師として痛みやケアについての解説を書いています。 千歳市のRunupという小さなランニングスタジオのマネージャー。