ランニング初心者

ランニング中に呼吸や体が苦しくなる理由と、克服する実践方法を解説

とりあえず走りだしたものの、慣れていないうちは心拍数が上がって呼吸が苦しくなりますよね。

特に小学生のころのマラソン大会なんて、スタートから全力で突っ込んでしまった経験は無いでしょうか?

まさにあの記憶が残っているから、余計に抵抗が生まれる方も多いはず(^^;

この記事ではなぜ走り出しに呼吸や体が苦しくなるのか理由を解説して、

同じような経験をした筆者が克服するために実践した方法をお伝えしています。

結論:最初から走り出さず、ウォーキングから!

いきなり結論ですが、特に初心者ランナーはスタートから走り出さないほうがいいです。

過去に運動経験のある方なら走りだせるかもしれませんが、長年運動らしい運動から遠ざかっている場合は、

最初から走り出さずにウォーキングで少しずつ心拍数を上げていきましょう!

では、次にその理由と解決法を解説していきます。

理由① ペースが速い=心肺機能が育っていない

初心者の頃は誰だって、心肺機能の成長がなされていないので息が苦しくなるのは当然と言えば当然です。

なので、いきなり走り出してすぐにキツく感じてしまいます。

キツイと感じるのは、基本的にオーバーペースということです。

これではランニングを続けていくのが途中で嫌になってしまう方も出てきてしまいます。

トップランナーでも、大事な練習をする前にウォーキングをして、

走るための準備をおこなっているので、我々市民ランナーこそ見習うべき習慣とも言えるでしょう。

〇心肺機能を少しずつ高めていく方法

ペースを抑える
・鼻歌が歌える程度のスピードで走る
・友人ランナーと会話ができるくらいのスピードで走る
・キツくなったらウォーキングに切り替える

上記3つの中のどれかを実践すれば、基本的に息苦しくなることはありません。

「途中で歩くと自分に負ける」みたいな考えを持たれる方もいらっしゃいますが、

苦しいのを我慢して嫌になる前にストップしましょう(笑)

歩くことが悪いことではありませんし、せっかくランニングを始めたのに嫌になってしまうことのほうがマイナスです。

理由② 体が痛くなる

体が痛くなってキツくなるのは、初心者ランナーに限った話ではありません。

主に考えられるのは、以下のようなことがほとんどです。

負担のかかる動作=走り方をしている

走るための体が出来上がっていないため、体が悲鳴を上げてしまっているんですね。

例えば、膝を痛めたとした場合でも、膝に負担のかかる走り方をしているから痛みを感じてしまいます。

だから、膝の周りだけを一生懸命マッサージしたり治療しても対処療法にしかならず、

根本的な解決にはなりません。

筋力不足によって痛みを引き起こしてしまうケースもありますが、

たくさん筋力があっても、負担のかかる走り方(動作)を繰り返していたら痛みは発生します。

〇体に痛みを引き起こさないためのトレーニング

・動作改善→専門家に相談
・体幹トレーニング
・動的ストレッチ、静的ストレッチ

これらを何度も繰り返しおこなうことで、少しずつ体は変わっていきます。

そしてランニングフォームの改善にも繋がります。

誰でも最初からうまくいかない

どんなランナーも最初から走れる人はいません。

ランニングに限らず、ピアノもいきなり両手で弾けるようになりませんよね?

今までやってきていなかったことを始めようとしているので、焦らずコツコツ積み重ねていくことが大切です。

長い目で見て、1つずつ出来ることを増やしていきましょう!

まとめ

「走ると呼吸がツライから走りたくない」

「脚痛くなるから走りたくない」

と、走る前に思われている方もいますが、取り組み方をしっかり理解していれば大丈夫です!

そして、いきなり走れるようになれる人なんて基本的にいません。

パートナーと一緒に走っても良し、1人で黙々と走っても良し、

あなた自身が楽しく続けられるペースで、ランニングを続けていってくださいね(*^^*)

ABOUT ME
おしん
妻より遅くなった元福岡国際ランナーです(笑)自己ベストは2時間31分台。 2021年現在、37歳、1児の父。 高校まで野球部。その後、独学でマラソンに取り組む。いわゆる市民ランナー。 当ブログでは、初心者ランナーをメインに、これまで自分が培ってきたランニングのノウハウ、鍼灸師として痛みやケアについての解説を書いています。 千歳市のRunupという小さなランニングスタジオのマネージャー。