トレーニング方法

【初心者ランナーから中級者ランナーまで】ペース感覚を掴む練習方法

この記事では、フルマラソンの完走や自己ベストを出すために、

ペース感覚を掴む練習方法をご紹介します。

初心者~中級車向けの内容になっているので、参考程度に読んでいただけると嬉しいです。

結論:ペース感覚を掴まないとレースで失敗します

1.ペースが速いのか遅いのか分からない

特に初心者の方やレースデビューした方に多いのですが、

自分が〇分/kmペースで走っているのか分からないまま、練習している方がいます。

それが悪いという意味ではありませんが、ある程度のペース感覚が分かるのと分からないのでは、全然タイムが違ってきます。

何しろ、オーバーペースならペースダウンを免れませんし、

ペースが遅すぎて余裕残したままゴールすることがあるので、

大多数のランナーはこれらを避けたいと思っていることでしょう。

2.ペース感覚を掴む練習方法

とても簡単です。

陸上トラックは1周400mなので、そこを2周半走れば1㎞になります。

例えばサブフォーペースである5分40秒/kmであれば、1周(400m)を2分16秒(136秒)で走る必要があり、

それを何度も繰り返し走っていくことで感覚が掴めてきます。

もっと細かく言えば、100mを34秒で走り続ければ5分40秒/kmになるので、

それを頭に入れながら走れるなら、より早くペース感覚を掴むことが出来ると思います。

私の場合は、陸上経験の無い市民ランナーだったので、

陸上競技場は速い人だけが走る所なのかと勝手に決め込んでいて、あまり立ち入りませんでした。

同じところを走るのが苦手であれば、GPSを使ってもいいでしょう。

というか、今の時代はGPSが主流ですね。

ただ、GPSは多少誤差があったりしますので、個人的には100%信じていません。

3.私がやってきた練習方法

大体の方には、
信じられない
それはちょっと・・・

と、言われてきましたが、実際自分がやってきて成果が出たのでお伝えします。

それは・・・

片道500mを往復することでした。

なぜそれをやったのか。

単純に1往復すれば1㎞になるので、これほど分かりやすい練習方法は無いだろうと自画自賛していました(笑)

都市と違って田舎に行けば車通りも少ないですし、片道500mだったら信号もなく走りやすいです。

そこを30往復=30~40往復=30~40㎞走だったり、短いペース走などを数えきれないくらい繰り返しました。

1人で走ってる方だと給水とかの用意も大変だと思いますが、往復練習だといつでも気軽に給水取れるし、

辛い時は休んだりいつでも辞められます。

こればかりは本人の考え方にもよるので、ゼッタイこれが良いとは言えませんが、

もしおひとりで練習されているのであれば、試しにトライしてみてください。

練習で同じところばかり走っていると、景色が変わり続けるレースになるとより楽しく走れます。

(結果がついてくるかは分かりませんが。笑)

4.まとめ

以上のように、フルマラソンの完走または自己ベスト出すためには、

①自分がどのくらいのペースで走っているのかを知る
②目標タイムの1㎞のペースが〇分〇〇秒/kmペースなのかを必ず把握する
③それを確認した上で、練習で何度も反復する
④出来るだけ距離の把握しやすいコースで練習する。GPS時計でも全然OK。
※ただし、距離に多少の誤差が出ることを考慮すること。

上記の内容を実施することで、目標に1歩近づけるはずです。

ぜひご自分に合った練習方法で、目標を達成してくださいね!

ABOUT ME
おしん
妻より遅くなった元福岡国際ランナーです(笑)自己ベストは2時間31分台。 2021年現在、37歳、1児の父。 高校まで野球部。その後、独学でマラソンに取り組む。いわゆる市民ランナー。 当ブログでは、初心者ランナーをメインに、これまで自分が培ってきたランニングのノウハウ、鍼灸師として痛みやケアについての解説を書いています。 千歳市のRunupという小さなランニングスタジオのマネージャー。