ランニング初心者

【初心者ランナー向け】ランニングウォッチの選び方とオススメを紹介

ランナーにとって、ランニングウォッチは欠かせないアイテムです。

「でも何を基準に選んだらいいのか分からない」

「心拍計とか必要なの?そもそも何に使うの?」など

様々な迷いがうまれると思います。

この記事では、初心者ランナーさん向けにランニングウォッチの選び方とオススメ商品をご紹介しています。

性能の良いものは決して値段も安くありません。

ネットなどで購入する前の参考として読み進めていってください。

選ぶ前に何を目的として使うのかを考えよう

いきなりネットであれこれ探すと、あれもこれもあって余計分からなくなってしまいます。

なので、事前にどのような目的として使うのかを考えるようにしましょう。

例えば、走る距離やペースが分かるだけでいいなら、GPS機能が搭載された物だけで十分。

心拍計のついたものは不要ですよね。

ジョギングだけで使うのか、レースだけで使うのかによっても変わってきます。

と、言われてもなかなか判断がつかないかもしれません。

今から、こんな機能があるといいですよーってことをご紹介していくのでそれを参考に考えてみてください(^^)

これだけは欲しい4つの機能

ランニングウォッチも各メーカー様々な種類が販売されています。

走歴20年の筆者もこれまで色んな時計を使ってきました。

その中でも、この機能だけは押さえておきたいというポイントをご紹介していきます。

①ラップ(LAP)が取れる

1㎞毎など、ランニング中に各地点(ポイント)でタイムを計測したい時に必要とされる機能です。

大抵のランニングウォッチには備わっているでしょう。

安価なものであれば50LAPまでのモノもありますが、データがいっぱいになる度に消去しなければならないので、

出来れば数多く取れるランニングウォッチを選んだほうがいいですよ。

②GPS(距離計測や自分のペースが分かる)

筆者が走り始めた2001年頃は、たぶんこの機能無かったか知らなかったかというくらい流行っていませんでした。

今では当たり前のように存在しているGPS機能。

これあるだけで知らない街のコースでもどのくらい走れたのかすぐ分かるので、トレーニング記録を

つけているランナーには絶対外せません。

ちなみに、GPS機能が無かった頃はジョギングシュミレーターで距離を計測していました。(これはこれで楽しかったのですが・・・)

③バッテリー

GPSを起動させると、起動させていない時に比べて電池の消耗は早くなります。

例えば今後フルマラソンの大会に出場を考えているのであれば、最低でも8時間は連続で稼動してくれる

商品を選んでおけば問題ありません。

10時間以上走るウルトラマラソン、トレイルランなども考えているならば、よりバッテリー時間の

長いランニングウォッチを選ぶようにしましょう。

④防水

雨や汗で濡れてしまう場合があるので、防水機能がしっかりした物を選びましょう。

ランニング用であれば大抵の商品に防水機能が備わっていますが、安価な物には特に注意してください。

できれば欲しい3つの機能

次に、何が何でも必要ってことではありませんが、あって損はない3つの機能をご紹介していきます。

①スマホアプリとの連携

以前はパソコンとの連携が主流でしたが、今では当たり前のようにスマホとの連携ができる時代です。

アプリと連携することで、トレーニングデータを保存することができるので、

いつどんな練習をしたのか、ペースはどのくらいだったのかなどをいつでも振り返ることができます。

データが蓄積していくことで、あなたの強みや弱みなどが見えてきて、よりランニングを深く追求することができます。

トレーニング内容を日誌などに手書きで書きこんでいくのも1つの手段なので、絶対必要というわけではないですね。

②心拍計

これは使い方次第、といったところです。

心拍数を把握できることで、
①客観的にペースが速いか遅いかがわかる
②心拍数に合わせてトレーニング強度を調整できる
③体脂肪を燃焼させやすい心拍数で走れば効率良く燃やせる

なので、ラップ取れて走った距離が分かればいいよーって方は、無理につける必要はありません。

心拍計をつけるだけで数千円~1万円くらいは値段が変わってくるので。

効率よく体を引き締めたい、走力を高めていきたいっていう方は、心拍計のついたモノを購入しましょう。

心拍数を手首から計測するタイプ(光学式)と胸にベルトを巻いてそこから計測するタイプがあります。

筆者が実際に両方使った経験から、それぞれのメリットとデメリットをお伝えします。

以下は、筆者個人の感想です。

胸タイプ

メリット

手首タイプより計測する精度が高い

デメリット

毎回胸ベルトを装着するのは仕方ないとして、汗かいたあとの処理や保管をしっかりやらないといけないので管理が面倒

手首タイプ

メリット

時計を身につけるだけなので手間がかからない

デメリット

ジョギングで走っていても心拍数が高く表示されたり、全くされなかったりして精度にギモン(装着の仕方1つでだいぶ変動する)

どちらも一長一短ですが、女性の場合は胸ベルトだと若干装着しにくいのが苦手とされる傾向があります。

そういった場合は装着がラクな手首につけるタイプがオススメです。

多少面倒でもしっかり心拍数をコントロールしていきたいなら胸ベルトを装着して走りましょう。

③音楽再生

これも人それぞれですが、ただ走るだけでは飽きるけどスマホ持ちながら走るのは面倒って方であれば、

ワイヤレスイヤホンをBluetoothでつなげば音楽を聴きながらランニングを楽しめます。

ただし、SpotifyやAmazonミュージックなどの音楽ストリーミングサービスのアカウント登録が必須となり、

その場合は、月額500~1,000円程度の出費が出てきます。

アカウントを作ってまで聴く必要の無い方は選択肢から外しましょう。

初心者ランナーにおすすめのランニングウォッチ

では、選び方のポイントを押さえた次は、おすすめのランニングウォッチを紹介していきます。

GARMIN(ガーミン)

米国の大手メーカー。

レース会場にいくと大体皆さんが使用している時計の1つで、これを選んでおけば間違いありません。

機種にもよりますが、前述までにご紹介した機能の全てを備えている商品もあります。

初心者であればForeAthlete 55がオススメ!

機能も初心者にとって十分すぎるくらいあり、バッテリー時間も20時間あり、

頻繫に充電する必要もありません。


 

体の上下動や接地バランスなどのデータも取りたいならForeAthlete 245

ForeAthlete 55と比べて、機能面でさほど変わりはありません。

245で出来ることは、ランニングダイナミクスポッド(別売)という道具を用いて、

ランニング時における上下動や接地時の左右差バランスなどのデータを取ることができます。

少しでも効率の良いランニングを求めているランナーさん向けです。

ただ、毎回これを装着して走るのは面倒なのが正直なところで、

レースやペース走など、ジョギング以外のトレーニング時に活用するのがオススメです。

そのデータから自身の課題を見つけることもできるでしょう。


 

まとめ

他にもGPSなどを搭載した物は他のメーカーもありますが、ガーミンを選んでおけば間違いありません。

今回はランニングウォッチに限定してご紹介しました。

ランニング機能よりもオシャレを重視したいとかであれば、Apple watchなどでも十分ランニングを楽しめますし、

電話やメールなどの対応も可能なので、多忙の合間にランニングをされている方はそのほうが

実用性が高いかもしれません。

最初にもお伝えしましたが、選ぶ前に何を目的として使うかを考えましょう!

 

ABOUT ME
おしん
妻より遅くなった元福岡国際ランナーです(笑)自己ベストは2時間31分台。 2021年現在、37歳、1児の父。 高校まで野球部。その後、独学でマラソンに取り組む。いわゆる市民ランナー。 当ブログでは、初心者ランナーをメインに、これまで自分が培ってきたランニングのノウハウ、鍼灸師として痛みやケアについての解説を書いています。 千歳市のRunupという小さなランニングスタジオのマネージャー。