北海道はあと3ヵ月もすれば寒い寒い冬の生活になります。
山間部では10月から雪が降り積もりますが、平野部は早くて11月中旬か下旬頃。
そこから3月くらいまで雪道が当たり前のように続きます。
この記事では、雪道を10年以上走ってきて、安全に走るためのアイテムや私の経験をお伝えします。
普段雪が降ると走らなくなる方や、雪道に不慣れな方は参考にしてくださいね~
雪道でも走れます!(対策必須)
北海道のランナーは当たり前のように雪道でも走っている方がたくさんいらっしゃいます。
同じ道民でもランナーじゃない人には不思議な目で見られたりもしますが・・・
私も走り始めた頃は、恐る恐る雪道を走ったりしました。
しかし、慣れると全く不安がありませんよ~!(^^)!
では、具体的にどういった対策をして雪道を走っているのか解説します。
雪上を走るためのアイテムを使いこなそう!
雪国のランナーたちは、雪道を走る際に様々な工夫をこらしています。
実際に私が使用している(していた)シューズやウェア、アクセサリをご紹介します。
①冬道に履いているシューズ
20年走ってきて、様々なシューズを履いてきました。
ここでは、冬用ランニングシューズ、ランニングシューズ、トレイル用、それぞれ履いたメリットとデメリットをお伝えします。
冬用ランニングシューズ
メリット
①当然滑りにくい
②防水機能が高い
③指先が冷えにくい
④スパイクのピンが装着している物もある
デメリット
①路面状況によっては滑る
②かなり積もっているところ(目安10㎝以上)を走ると雪がシューズに入ってくる
③アスファルトなど雪が無いところ走ると摩耗して消耗が少し進んでしまう
④使う時期が限られるので、結構高い値段に感じる
ランニングシューズ
メリット
①グリップ力の高いシューズだと滑りにくい
②冬用やトレランシューズに比べるとシューズが軽くて走りやすい
③降り積もった翌日に走ると踏み固められていて割と走りやすい
④アスファルトの道があると気持ちよくダッシュできる→雪国ランナーにとって、冬にアスファルト見るとペースを上げたくなります(私だけ?)笑
デメリット
①通気性が良すぎて寒い
②濡れるととにかく冷たい
③シューズを乾かすのが面倒くさい
④凸凹の凍った路面を走ると場合によっては生地が破けたりする
トレイルランニングシューズ
メリット
①冬用シューズに負けないくらいグリップ力があるシューズなら十分使える
②通常のランニングシューズより衝撃吸収性や保温性がある
③作りがしっかりしているので壊れにくい
デメリット
①防水機能はあまり期待できない
②ランニングシューズに比べてスピードが出にくい
走り始めた頃は、冬用のシューズを履いていました。
その後はしばらくは、グリップ力のあるランニングシューズを履きました。
最近は、冬用と同じくらい滑りにくいし、作りもしっかりしているトレラン用のシューズを履くことが多いです。
次にご紹介するアイテムがあるのも1つの理由です。
②滑り止めスパイク
ホームセンターなどに売っている、滑り止めスパイクを使っています。
見た目を重視されている方はスルーしてください(笑)
着脱も簡単ですし、値段もさほど高くないので、ランニングシューズやトレランシューズに装着してすぐに走りだせます。
滑り止めの役割だけなので、防水機能はありませんのでご注意ください。
ラン仲間への誕生日プレゼントなどにも良いかもしれませんね。
女性は嫌がるかな(^^;)
③ウェア
これは、色々悩まれると思います。
着込めみすぎて暑くなったり、薄着しすぎて寒くなったり。
以下は私の場合(結構寒がり)です。
参考までに。
上半身
インナーはアンダーアーマーのコールドギア。
これ1枚あるだけで全然違います。
気温が5℃~10℃くらいなら、これ1枚とアウターで十分です。
4℃以下になってくると、アンダーアーマーの上にもう1枚長袖(半袖)のランニングシャツを着ます。
コールドギアインフラレッド フィッティド ロングスリーブ モック
下半身
こちらもアンダーアーマーのコールドギアなど厚手の生地で作られているタイツ。
氷点下の中を薄い生地で走るとスース―しすぎて寒すぎます。
ソックスは、通常のランニング用ソックスを使っています。
④キャップ、手袋、ネックウォーマー
・キャップ
ヘアバンドのみで走っている方もいらっしゃいますが、頭全体を覆うキャップを被って転倒時に頭部を守ることを優先しています。
また、おでこと耳が冷たくなるのも凄く辛いので毛糸の帽子がメインです。
・手袋
ランニング用グローブでは手が悴(かじか)むので、保温性のインナー手袋+丸タイプの手袋を装着しています。
5本指の手袋より丸タイプのほうが指全体を覆っているので保温性が高いです(個人的感想)。
毛糸またはスキー(スノボ)用の手袋が温かいです。
・ネックウォーマー
首元も冷えると冷たい空気がウェアの中に入っていくので、しっかり防寒しましょう。
まとめ:自分に合ったものを選びましょう!
各アイテムをざっくりとご紹介してきましたが、何よりもその日の天候や路面コンディション、ご自身の体感温度に合わせて選んでいただくのがベストです。
雪道を走るのが億劫な方もいらっしゃると思いますが、せっかく習慣化してきたランニングを中断するのはモッタイナイですよ。
これから迎える冬に向けてどんな物を身に着けようか考えてみてはいかがでしょうか。