ランニング初心者

初心者ランナー必見!速いランナーは【ジョグ】を大切にしている!

スピードをがっつり上げてゼェゼェ(*´Д`)ハァハァ言いながら走る練習していれば、

速くなるって思っている方、要注意です!

速くなるどころか、ケガのリスクを高めてランニングを継続していくことすら難しくなります😞

毎回毎回、スピードを上げた練習をするのは非現実的ですよね?

たしかにジョグだけでは、限界が見えてきます。

だからこそ初心者ランナーの方には、ジョグの重要性を1度考えてほしいと思って、

この記事を書いております。(偉そうにすみません💦)

というのも、筆者も初心者の頃は全然何も考えず、

ただただ前を向いて走ってましたが、全然成長しなかったんです。

読んでいただいているあなたには、私と同じ道を歩んでほしくないという願いを込めております。

結論:ジョグの目的を考えよう

みなさんは目的を持ってトレーニングされていますか?

ジョグもただ走るのではなく、しっかりと目的を持って実行しましょう!

ベテランランナーになってくると、ジョグは「つなぎ」と言われていたりします。

「つなぎ?」

服ではないですよ(笑)

ランニングのメニューは人それぞれですが、ジョグ、LSD、ペース走、インターバル走など色んなメニューが存在します。

速いスピードで心肺機能に負荷をかけたり、ある程度のペースで長い距離を走ることで筋持久力を高めることができます。

負荷をかけるトレーニングを陸上界では「ポイント練習」と言っています。

しかし、ポイント練習は負荷が高く頻繫に繰り返すのはトップ選手でもリスクが高いのです。

ですから、そのポイント練習とポイント練習の合間に、比較的負荷の軽いジョグをします。

ジョグの役割

前述したとおり、筆者も初心者の頃はテキトーに走ってばかりいました。

多少は走れる感じがありましたけど、いつも同じペースで走っていたので、全然成長しなかったんです。

それって、ジョグの目的を全く考えていなかったからなんです。

ジョグと言っても、いろんな捉え方がありますが、

①つなぎのジョグ=疲労抜きジョグ (現状維持)

②持久力向上目的のジョグ (強化)

筆者は主に上記2つを目的に取り組んでいます。

では1つずつ解説していきます。

①つなぎのジョグ=疲労抜きジョグ

走ってるのに「疲労抜き?」と思われますね(笑)

この疲労抜きというのは、曖昧な部分ではあるのですが、

例えば60分走れるようになってくると、同じペースで30分走っても疲労感を感じなくなります(個人差はありますが)。

例えば、翌日に少し負荷の高い(ポイント)練習をするとした場合、

前日は軽めのジョグで体調を整えるっていう意味合いです。

受験勉強でも前日に遅くまで勉強してたら、当日頭がボーっとして持ってるチカラを発揮しにくくなるから、

早く寝て翌日に備えますよね?

それと同じで(無理やり?)、

ポイント練習の前日に負荷をかけすぎると、ポイント練習では疲れを残したまま取り組むことになるので、

思い通りのトレーニングができずに終えるリスクが高まってしまいます。

今の状態を維持していくのが①つなぎのジョグ=疲労抜きジョグという定義です。

②持久力向上目的のジョグ

次に、持久力を高める=強化していく意味でのジョグです。

初心者の頃であれば、多くの人がジョグを続けているだけでも十分持久力=スタミナが向上してきます。

1.初心者は、まず30分続けて走れるようにしていく

2.慣れてきたら、10分20分と少しずつ走る時間(または距離1~2㎞)を伸ばしていく!

3.さらに慣れてきたら、同じ時間をいつもより少し速いペースで走ってみる

こういう風に段階を踏んでいくといいですね。

個人差はありますが、ある一定のラインまでくると、走力が伸びにくくなります。

そういった時にこそ、ポイント練習を入れていくとより成長していけます!

要は、このジョグをおろそかにしていると、ベース(土台)が乏(とぼ)しいので、

レース後半でいわゆる「30㎞の壁」にぶつかりやすいとも言えます。

まとめ

ジョグの役割、重要性、少しはご理解いただけたでしょうか?

①つなぎのジョグ=疲労抜きジョグ (現状維持)

②持久力向上目的のジョグ (強化)

あまり難しく考えすぎて走るのが楽しくなくなっては元も子もないので、少しずつ変化を入れていきましょう(^^)

ABOUT ME
おしん
妻より遅くなった元福岡国際ランナーです(笑)自己ベストは2時間31分台。 2021年現在、37歳、1児の父。 高校まで野球部。その後、独学でマラソンに取り組む。いわゆる市民ランナー。 当ブログでは、初心者ランナーをメインに、これまで自分が培ってきたランニングのノウハウ、鍼灸師として痛みやケアについての解説を書いています。 千歳市のRunupという小さなランニングスタジオのマネージャー。