この記事では、ランニングを継続することに挫折しそうな方、
何度か挫折してしまった方に対して、私が実践してきた対処法をご紹介します。
結論から申し上げますと、
〇完璧を求めないことです
いくつか例を挙げると、
・毎日走らなければならない
・サブ3(サブ4)するには、この練習をしなければならない
・ネット上やマラソンの本に書いてある通りにしなければならない
など、多くの方が〇〇しなければならないと思い込んでいます。
実は、私もその中の1人でした。
速くなるためには、毎日走らなければならないと思い、1日か2日走ったらもう嫌になっていました。
たった数日で速くなるわけもないのに、何をすれば速くなるのか先が見えないことと、
継続できない自分に嫌気が差してモチベが下がり続けていました。
3日坊主もいいとこです。
そんな日々を1年もやっていました。本当にムダな時間を過ごしてしまったなと思います。
あなたには、私と同じような思いをしてほしくはありません。
1つでも参考になれれば幸いです。
〇継続するために実践した3つのコト
では、継続するようになった要因が何だったのか、自身の体験を元にお伝えします。
①走る理由を明確にする
まず、これがフラフラしてたらどうしようもありません。
ランニングに限らず、何をするにしても行動するには理由があるはずです。
・健康増進のため
・レースで結果を残すため
・ダイエットして理想の体を手に入れたい
・少しでも速くなりたい・・・etc
本当に色々あると思います。
私の場合は、今となっては笑い話ですが、
当時付き合っていた彼女にフラれたのが大きなキッカケでした(笑)
当時大学に入学したばかりで、新生活に馴染めず、彼女が居なくなってやる気もどん底にいました。
このままではダメだなと思って、何かに没頭しようと心に決めたのです。
それには何か強い動機が欲しいということで、
学生生活中に千歳JAL国際マラソンで優勝することが目標になりました。
当時、1度もフルマラソンを走ったことすらない陸上未経験者が恐れ多くもよくこんな事が言えたなと、今思うとゾッとします(笑)
ただし、目標を達成した後のこともいくつか考えておいたほうがいいです。
私は何も考えていなかったので、目標達成してから1ヶ月間、
本当にひどい生活を送っていました。
それから、後になってから思うと、
順位は出場されるランナーのメンバーによって変動するものなので、今は順位に固執して走ることはしていません。
②目標タイムを定める
次に、自分がどのくらいのタイムで走りたいのかを考えました。
ここで大事なのは、あまりにも大きすぎる目標を立てないことです。
目標が大きすぎると現実とのギャップがありすぎて、余程強い意志が無いと道半ばで断念しやすいからです。
なので、小さな目標をいくつか立て、それをコツコツやっていくことが目標タイムへの近道になります。
現に私は、03年に2時間46分、04年に2時間39分、05年(大学4年)に2時間36分で優勝することができました。
日本記録は2時間04分56秒(鈴木健吾選手)なので、
このタイムで優勝とかダサいと思われる方も大勢いらっしゃると思いますが(私もそう思います)、そこはスルーしてください(笑)
③常に成長を実感していく
走る理由を明確にして、どのくらいで走りたいのかという目標も設定しました。
そして、そのモチベーションを維持していくには、自分自身の成長を感じることが重要です。
その例としては、
・1ヶ月に1回5㎞や10㎞のタイムトライアルの実施
・5㎞×2本を走って、2~3週後に同じペースで走ってみて、余裕度が高くなっているか確認する
こんな感じで、以前の練習やタイムと比較していくと分かりやすいです。
以前より走れない時もあると思いますが、
何がいけなかったのか、どう改善していくべきか、
そういったことを考える良い機会になります。
まとめ
ランニングを継続していくには、完璧を求めないことです。
多くの人は生活をかけて走っているわけではないので、構えず気楽に走りましょう!
私が20年走り続けてこれた理由は、
・走る理由を明確にする
→彼女にフラれて打ち込むことが出来たとも言いますが(笑)
・目標タイムを定める
→小さな目標を立て、1つ1つ着実に達成していく
・常に成長を実感していく
→マラソンは反復練習の繰り返しになるので、以前の自分と比較してどのくらい成長(タイム等)しているのか、都度確認して成長を確かめていきます。
以前より走れた、走れなかったに関わらず、なぜ結果が出た(出なかった)のかを追求していくのが醍醐味とも言えるでしょう。